【基本中の基本】投資信託にかかる3つの手数料(コスト)とは
投資信託にどんな手数料が発生しているか知っていますか。
インデックス型の投資信託の場合、とても低コストで積立投資ができますが、手数料は発生していることに変わりありません。
正確にいうと、手数料が発生する投資信託と発生しない投資信託があります。
もし、あなたが購入している投資信託に、どんな手数料が発生しているか知らないなら、無駄なお金を支払っているかもしれません。
この記事を読んで、投資信託にかかる手数料を理解しておいてくださいね。
買付手数料(販売手数料)
投資信託を購入するときに、一番初めに発生するのが、買付手数料です。
個別株を購入するときに、購入手数料が発生しますが、それの投資信託版と思って大丈夫です。
最近の投資信託の場合は、ほとんどが「ノーロード」といって、買付手数料がないものばかり。
特に、インデックス型の場合は、買付手数料があるものを見たことがないレベルです。
なので、よっぽど無駄なお金を払っていないと思いますが、存在だけは知っておいてくださいね。
信託報酬(運用管理費用)
信託報酬は、すべての投資信託に発生する手数料です。
何かというと、投資信託を運用している会社に支払われる手数料のこと。
投資信託を購入してから売却するまで、ずっと払い続けるものとなります。
例えば、僕がつみたてNISAで購入している「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」の場合は、0.1.23%(税込)の手数料が発生します。
また、特定口座で購入している「ひふみ投信」の場合は、1.0780%(税込)となっています。
どの投資信託を購入するかを決定するときには、この信託報酬(運用管理費用)が、とっても重要です。
この大小によって、得られるリターンが大きく変わってくるので、よく検討するようにしてくださいね。
ちなみに、ひふみ投信の信託報酬が高いと思われたかもしれませんが、長期保有することで、0.678%(税込)にまで下がる仕組みになっています。
アクティブ型の投資信託にしては、日本最安値です。
それでいて、リターンが大きいので、大のお気に入りのファンドです。
信託財産留保額
投資信託を解約したときには、信託財産留保額が、発生する場合があります。
いわゆる解約金のようなものです。
これも、買付手数料と同じく、発生しない投資信託が多いように思います。
ただし、もし発生する投資信託を購入していると、いざ解約したときに、想定よりも少ない金額が手元にくることになってしまいます。
見逃しがちな手数料かと思いますので、自分が購入している投資信託について、確認してみてくださいね。
まとめ
ここまでご紹介した3つが、投資信託にかかる基本的な手数料です。
詳しくなる必要はないと思いますが、自分がどんな手数料を払っているかくらいは、把握しておいたほうが良いでしょう。
あとで、無駄なことにお金を支払っていたと知ったら、ショックは大きいですからね。
ちなみに余談ですが、場合によっては、監査費用という費用することもあります。
また、利益を確定させたときの所得税の存在も忘れてはいけません。
頭の片隅に、しっかりとメモしておいてくださいね。