投資を始めたばかりの人にとって、投資用語は、馴染みがないしカタカナばかりでわかりにくいですよね。
最近投資を始めた妻は、投資用語を聞いただけで、頭から湯気が出てきています。
そんな妻に対して、「アセットアロケーション」と「ポートフォリオ」の違いを説明したのでご紹介します。
投資をしていると、必ず耳にする2つの言葉ですが、似ているようでちょっと違うのです。
言葉を使い分けられるようになると、「この人、ちゃんと勉強しているな」と、周囲からの見られ方が変わります。
この記事では、難しい用語を使わずに解説しますので、ぜひチェックしてください。
アセットアロケーションとは

アセットアロケーションとは、株や債券などに、どんな割合で投資するかを決めることを言います。
言葉の意味は、次のとおり。
- アセット:資産
- アロケーション:配分
ここでいう資産というのは、個別の投資商品や株式のことではなく、大まかなグループのことを指します。
メジャーなものは、次のとおり。
- 現預金
- 国内株式
- 先進国株式
- 新興国株式
- 国内債券
- 先進国債券
- 不動産
- 金
挙げればキリがないところですが、なんとなくイメージしていただけたのではないでしょうか。
ポートフォリオとは

ポートフォリオとは、具体的な商品の組み合わせのことを言います。
あなたが購入している投資信託や株式は、ポートフォリオで表されるということです。
ポートフォリオを直訳すると、「書類を運ぶためのケース」です。
一つ一つの書類を別々に管理するのではなく、一つのケースにまとめて扱おうというところから、投資でも使われる言葉になったようです。
日常生活においても、「収入源のポートフォリオを組もう」というように、リスク管理するときに使いますよね。
インデックス投資で大事なのはアセットアロケーション
投資において大切なのは、アセットアロケーションになります。
もちろん、何に投資をしてポートフォリオを組むのかも大切ですが、長期的な資産形成は、アセットアロケーションで決まると言われています。
特にインデックス投資を行う場合は、過去のリスクとリターンのデータから、自分に合ったアセットアロケーションを作ることになるはずです。
これによって、日々の値動きの大きさや将来得られる収益をコントロールすることができるのです。
まとめ
アセットアロケーションとポートフォリオの違いは、理解していただけましたか。
アセットアロケーションは、大まかな資産グループのこと。
ポートフォリオは、具体的な商品の組み合わせのこと。
これだけ覚えておけば、十分だと思います。
これから先の投資人生で、何度も聞くことになる言葉なので、しっかり頭に入れておいてくださいね。
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