30代夫婦がお金を運用し始めたときの手順書をご紹介します。
この手順書は、新婚ホヤホヤの我が家がやったこと、そのものです。
これから先、70年くらいの夫婦生活を、より豊かにするにはどうしたらいいのかを考えました。
できれば早々に経済的自由を手に入れたいのですが、少なくともお金に困らないような生活ができることを目標にしています。
まだ夫婦生活が始まったばかりで、改善が必要な部分が出てくるかもしれません。
しかし、この手順書の通りにお金を運用したおかげで、お金に対する不安は、かなり軽減されました。
あなたのご家庭でも実践できるように、具体的に説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
我が家の基本情報
二人のこと
- 2021年3月に入籍
- アパート暮らし
- 子なし
夫(ぼく)
- 30代
- サラリーマン
- 投資歴9年
妻
- 30代
- 専業主婦
- 投資歴1年未満
我が家は、まだ夫婦生活を始めたばかりの新婚です。
ドタバタと目まぐるしい日の真っ只中。
そんな中でも、お金のことはしっかりと管理しておきたいので、話し合いを重ねてきました。
お金が原因で喧嘩したり、嫌な気持ちになったりしたくないですからね。
そこで我が家では、この手順書の通りに、お金の運用を始めることにました。
多くのご家庭でも活用できる内容と思いますので、参考にしていただけると嬉しいです。
家計の状態を把握する
我が家がまず最初にやったことは、家計の状態を把握するということです。
具体的には、家計簿を「マネーフォワード」で共有しました。
そして、お互いに、相手の懐事情を把握することから始めました。
この1番の目的は、1ヶ月あたりの支出を、大まかにでも把握することです。
支出がわからないと、これから紹介する「生活防衛費」を考えることができないからです。
我が家の場合は、家計簿を共有することに抵抗はなかったのですが、家庭によっては、嫌がられる場合もあると思います。
そんなときでも、最低限、住居関連費用や食費、日用品費といった、生活に関わる費用だけは、明らかにしておきましょう。
そうしないと、いざというときの備えができないので。
固定費を見直す
家計簿の状態を把握した後は、固定費を見直し始めました。
例えば、AmazonプライムやYouTubeプレミアムは、どちらか一人だけ加入しておけばOKです。
スマホ代も、契約をまとめることで、月額費用を抑えることができます。
こんな具合で、少しでも固定費を削減することで、支出を抑えるようにしました。
単月で見たら微々たるものですが、70年で見たら大きすぎますからね。
ちなみに僕の場合は、美容院代を抑えるために、バリカンで坊主にするようになりました。
これだけで、年間3万円以上の節約になります。
各種保険の内容を把握する
固定費の見直しとともに行ったのが、各種保険の内容を把握することです。
保険はそもそも、万が一の事態に備えるためにあるもの。
なので、どんな事態が起こったときに、保険金を受け取れるのかを把握しておかなければ、万が一のときに、痛い目を見る可能性があります。
また、場合によっては、保険内容が重複していたり、手厚すぎる内容になっていたりすることもあると思います。
我が家の場合は、必要最低限の内容になっていたのですが、どの家庭でも、必ず保険内容は把握しておくようにしましょう。
生活防衛費を確保する
お金の運用を始める前にやることは、まだまだあります。
ある意味、一番重要なことは、「生活防衛費」を確保するということ。
生活防衛費とは、万が一のときに、真っ先に手をつけることになるお金のこと。
想像したくありませんが、夫婦のどちらかが不慮の事故に遭ってしまったときや、両親の病気が発覚したときなど、突然にお金が必要になることだってあり得ます。
また、会社を突然に解雇されることになって、定期収入が途絶えることだって想定しておいた方が良いでしょう。
このような、万が一の事態に備えるために確保しておくのが、生活防衛費です。
我が家の場合は、6ヶ月分の生活費を、夫婦それぞれの「あおぞら銀行」の普通預金に預けています。
家庭によっては、3ヶ月分で充分かもしれませんし、2年分を用意しておきたいということもあると思います。
いずれにせよ、生活防衛費を確保しておくと、お金を運用するときの安心感が、格段に上がります。
とっても大切なお金なので、どれだけの費用が必要かを相談して、しっかり確保しておいてくださいね。
なお、生活防衛費の預け先は、「あおぞら銀行」がおすすめです。
その理由は、普通預金にも関わらず、0.2%の金利をゲットすることができるからです。
このご時世にこれだけの金利は魅力的なので、我が家では、しっかりと活用させてもらってます。
資産分配(アセットアロケーション)を決める
ここからが、いよいよお金の運用に入っていきます。
まずやることは、資産分配(アセットアロケーション)を決めることです。
我が家の場合は、半分は先進国インデックス、半分は国内アクティブファンドと個別株というように決めました。
詳細は、「投資方針書」を参考にしてください。
投資初心者の場合は、インデックス投資がオススメです。
その理由は、3つあります。
- 手数料が安い
- 分かりやすい
- 負けにくい
短期的に見ると、値動きが比較的穏やかなことが多く、お金も増えにくいです。
しかし、20年や30年といった長い目線で見ると、アクティブ投資よりも大きなリターンを得られることがほとんどです。
このブログには、インデックス投資に関する情報がたくさんありますので、「投資本」の記事を読んでいただければと思います。
証券口座を開設する
資産分配(アセットアロケーション)が決まれば、いよいよ証券口座の開設です。
これから新たに作るなら、「SBI証券」か「楽天証券」の二択です。
この二つは、ネット証券最大手ということもあり、手数料も非常に安く、ファンドのラインナップも充分です。
また、それぞれ「住信SBIネット銀行」「楽天銀行」というネット銀行もあり、送金手続きも非常に楽チン。
すべてがネットで完結するので、無駄に勧誘を受けることもないのも最高です。
我が家においても、僕と妻は、「SBI証券」と「楽天証券」の両方で口座を開設しています。
口座開設は無料ですし、楽天銀行は金利が0.1%もあるので預金口座としても活用することもできます。
個人的には、あまり悩まずに気軽に口座開設してもいいのではないかなと思います。
もしネット証券、ネット銀行に不安感を覚えるのでしたら、普段使っている銀行口座と相性のいい証券口座を探すのがおすすめです。
銀行口座から証券口座へ送金するのに、手数料がかからない方法を選んでくださいね。
積立投資の設定をする
証券口座を開設したら、積立投資の設定を行なっていきます。
ご自身で考えた資産分配(アセットアロケーション)になるようなインデックスファンドを探して、設定を進めていけばOKです。
選ぶポイントは、次の5つのことを満たしていれば問題ありません。
- インデックスファンドであること
- 運用管理費用(信託報酬)がなるべく安いこと
- ノーロード(買付手数料が無料)であること
- 信託期間が無期限であること
- 純資産が右肩上がりであること
モニタリングとメンテナンスをする
積立投資の設定が完了したら、ほとんど放置するだけになります。
ひたすらに時が流れるのを待つのみです。
ただし、最低限のモニタリングとメンテナンスだけは必要です。
やることは、非常に簡単です。
- 月に一度、運用しているファンドの状況を眺める
- 年に一度、最初に決めた資産分配(アセットアロケーション)になるように、積立金額を変えるかファンドを売買する
一定期間運用していると、必ず値動きが発生します。
そして、最初に決めた資産分配(アセットアロケーション)からズレてきます。
これを、調整する作業が非常に重要なのです。
放置してしまうと、当初想定していたよりもリスクが増えてしまうので、大切なお金を失いかねないのです。
また、メンテナンスすることによって、将来に得られるリターンも大きくなるという情報もあります。
そのため、基本は放置しても大丈夫なのですが、たまにモニタリングとメンテナンスを行うようにしましょう。
まとめ
ここまで紹介してきた手順書は、新婚ホヤホヤの我が家がやったこと、そのものです。
これから70年くらいある夫婦生活を、より豊かにするためにお金の運用を始めました。
まだスタートした直後なので、大きな成果は出ていませんが、きっとうまくいくだろうと信じています。
このブログでは、お金の運用をテーマに、我が家の状況や学んだことを発信していきます。
どうか引き続き、ご贔屓にしていただけると嬉しいです。
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