中配当株投資を開始したので、その理由をご紹介します。
一般には、高配当株投資が人気ですよね。
毎月○万円の配当が入ってきたら、FIREやサイドFIREの現実味が帯びてきます。
そんな夢の配当生活を送るためには、なるべく高配当な株式に投資するのが近道です。
しかし、僕の場合は、どうも高配当株投資が好きになれなかったんです。
そして、悩んだ末、出した答えが「中配当株投資」というもの。
この記事では、どうして中配当株投資なのかをお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
高配当株の特徴
高配当株とは、株価に対して、配当金をたくさんくれる企業のことです。
一般的に高配当株と言われるのは、税引後の配当利回りが3%以上あることが目安ですよね。
高配当株投資で有名な「こびと株」では、このような条件で銘柄を選んでいるとのこと。
・税引前の配当利回りが3.75%以上
https://kobito-kabu.com/about/jouken/
・PBRが高水準ではないこと(目安レンジ:0.5倍~1.5倍)
・配当政策が分かりやすく、配当実績に納得できること
・配当継続力が高いこと
・売上高が長期的に上昇トレンド(上昇率は不問)
・売上高営業利益率が10%以上
・1株あたり純利益及び1株あたり純資産が長期的に上昇トレンド(上昇率は不問)
・自己資本比率が50%以上
・流動比率が200%以上
・総資産に占める現金等の割合が高く、長期的に上昇傾向
わかりやすくいうと、
- 配当利回りが高くて、
- 株価が安定していて、
- 業績がぼちぼち良い企業
というところですね。
基本的に僕も、この考え方には、賛成です。
配当利回りを重視した投資をするなら、きっと僕も、同じような基準を持って銘柄選定をするはずです。
しかし、僕の場合は、こうした高配当株への投資は、どうしてもしたくないと思ってしまいました。
中配当株投資を選んだ理由
高配当株のことが好きになれない
結論から言うと、中配当株投資を選んだ理由は、高配当株のことが好きになれなかったからです。
先程の、高配当株の条件でヒットする企業は、すごく立派な企業たちです。
誰もが知っているようなところが多くて、日本を支えてきた企業と言ってもいいくらいです。
ただ、僕の価値観として、このようなものがあります。
投資をするということは、その企業を応援するということ。
これに当てはめると、高配当株の企業のことを、まったく応援したいと思えなかったのです。
多くの人が利用している企業なのですが、僕的には、なくなってしまっても困ることがない企業です。
だから、わざわざ僕はお金を出してまで、投資したくないのです。
中配当株の選定条件とは
では、僕がどのようにして中配当株を選んだのかをご紹介します。
そもそも、個別株への投資をする理由は、配当金や株主優待が欲しいからです。
給料以外の定期収入があれば、生活の中に、ちょっとした贅沢が取り入れられますからね。
なので、原則、配当利回り2%以上(優待利回り込み)の銘柄を探しました。
その上で、非常に大事にした価値観がこちらです。
自分が入社したいと思える企業であること。
先ほども言った通り、投資をするということは、応援するということ。
自分が入社したいと思えるくらいの、いい企業であることは、僕の投資先選定条件に、バッチリ当てはまるのです。
いくら業績が良くても、従業員への待遇が悪かったり、取引先からの評判が悪いところへは、入社したくありません。
これからの成長が見込めなかったり、新しいことにチャレンジしていないところへの入社もお断りです。
このような、「自分が入社したいと思えるか」という視点で、企業のことを調べまくりました。
結果、配当利回り2%以上という条件であれば、投資したい企業を見つけることができたのです。
まとめ
なるべく効率的に配当金を受け取りたいと思ったら、高配当株が魅力的です。
1,000万円投資したら、年間30万円もの不労所得を得られますからね。
ただ、僕の場合は、「投資=応援」なので、高配当株銘柄へ投資したくないと思ってしまいました。
すごく立派な企業だらけなのですが、どうしても好きになれなかったのです。
そこで、「自分が入社したいと思える企業」という条件で調べることにしたのです。
その結果、20社以上の企業を見つけることができて、配当利回り2%程度のポートフォリオを組むことができました。
具体的な企業については、別の記事にするつもりなので、参考にしていただけると嬉しいです。
コメント