【比較】米国株 高配当ETF「SPYD、HDV」情報まとめ〜特徴、株価、配当金、セクター比率、組み入れ銘柄など〜

【比較】米国株 高配当ETF「SPYD、HDV」情報まとめ〜特徴、株価、配当金、セクター比率、組み入れ銘柄など〜株式・ETF

米国のETF「SPYD」 「HDV」の情報をまとめてご紹介します。

これら2つのETFといえば、高配当ETFということで人気ですよね。

年間4.0〜5.0%ほどの配当を出してくれるので、FIREしたい人にとっては、かなり魅力的なETFです。

我が家も、もっと生活を豊かにすべく別の米国株 高配当ETF「VYM」への投資を始めたばかり。

この記事では、僕が投資を検討したときに使った比較表を使って、情報をお伝えしていきます。

それぞれのETFの違いをわかりやすくまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

この記事を書いた人

金融投資歴10年/ファイナンシャルプランナー2級/簿記2級/インデックス投資と中配当株投資で資産形成している30代夫婦/会社員をしながら、副業やポイ活を楽しんでやってます

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人気な米国株 高配当ETFの特徴

SPYDの特徴

SPYDは、「ステートストリート社」によって、運営されています。

特徴は、米国S&P500指数構成銘柄のうち、高配当利回り上位80銘柄に投資していること。

時価総額加重平均ではなく、配当上位銘柄に、均等に投資しています。

HDVの特徴

HDVは、「ブラックロック社」によって、運営されています。

特徴は、モーニングスター配当フォーカス指数に連動した投資成果を目指していること。

モーニングスター配当フォーカス指数とは、財務の健全性が高く、持続的に平均以上の配当金を支払うことが認められた、上位75銘柄で構成されている指数です。

株価の比較

SPYD設定日の月末を100とした場合のグラフ

株価は、ここ5年ほどをみると、どちらのETFも伸びていることがわかります。

しかし、世界全体の株価が動いた2020年に注目してみると、それぞれのETFの特徴が大きく出ています。

  • SPYD:景気の変動を受けやすい銘柄が多く組み入れられているため、景気後退ときには大きく下がっている。
  • HDV:財務の健全性の高い銘柄が多く組み入れられているため、比較的安定した株価となっている。

配当金の比較

SPYDHDV
20165.17%3.68%
20174.08%3.59%
20184.32%3.43%
20195.13%3.80%
20204.16%3.65%

直近の配当金を見ると、「SPYD」が、5.0%ほどと圧勝しています。

一方、「HDV」は、3.5%ほど。

配当金をなるべく多く受け取りたいと思うなら、「SPYD」が有利ですね。

セクター比率の比較

コアとなっているセクターは、次のとおりです。

それぞれ異なるセクターに重点が置かれているので、分散投資の効果がありそうなことが分かります。

  • SPYD:金融、不動産、エネルギー、公益
  • HDV:生活必需品、エネルギー、ヘルスケア

組み入れ銘柄の比較

組み入れ銘柄は、どのETFも、高配当株と言われる銘柄がズラリと並んでいます。

個人的に気になったポイントは、「SPYD」と「HDV」のうち、約20銘柄は、重複しているということ。

これをどう捉えるかは、人それぞれかと思いますが、個人的には、いい具合に分散投資の効果があるのではないかと思っています。

情報まとめ

ティッカーSPYDHDV
運用会社ステートストリートブラックロック
ベンチマークS&P500高配当
配当上位80銘柄均等
高配当米国株
モーニングスター
配当フォーカス指数
構成銘柄数約80銘柄約75銘柄
コアセクター不動産
金融
エネルギー
ヘルスケア
通信
リバランス半年
(1月、7月)
四半期
配当時期四半期
(3月、6月、9月、12月)
四半期
(3月、6月、9月、12月)
経費率0.07%0.08%
設定日2015年10月22日2011年3月31日
純資産総額約46億米ドル約70億米ドル

人気な高配当ETF「SPYD」「HDV」には、それぞれ特徴があることがお分かりいただけたかと思います。

まとめると、このような目的で選択することになるのではないでしょうか。

  • SPYD:株価の変動は気にせず、5.0%程度の配当金を受け取りたい。
  • HDV:安定した株価で、3.5%程度の配当金を受け取りたい。

また、両方のETFを購入することで、分散投資の効果を発揮できるという期待もあります。

ちなみに、我が家においては、「VYM」へ投資をすることを決めました。

1番の理由は、株価の成長に期待したいという想いが強いからです。

また、「VYM」は、圧倒的に運用期間が長く、純資産総額も多いため、信頼度が抜群です。

この記事が、あなたの投資判断に役立てていたら幸いです。

なお、各ETFの詳細は、個別の解説記事も用意しているので、合わせてチェックしてみてください。

注意事項

※本記事内で紹介している意見は個人的なものであり、関係企業等からの意見を代表するものではありません。
※本記事は情報提供を主な目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではありません。
※投資に関する意志決定は、ご自身の判断にてお願い致します。

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