【比較】米国株 高配当ETF「VYM、HDV」情報まとめ〜特徴、株価、配当金、セクター比率、組み入れ銘柄など〜

【比較】米国株 高配当ETF「VYM、HDV」情報まとめ〜特徴、株価、配当金、セクター比率、組み入れ銘柄など〜株式・ETF

米国のETF「VYM」「HDV」の情報をまとめてご紹介します。

これら2つのETFといえば、高配当ETFということで人気ですよね。

年間3.0〜4.0%ほどの配当を出してくれるので、FIREしたい人にとっては、かなり魅力的なETFです。

我が家も、もっと生活を豊かにすべく「VYM」への投資を始めたばかり。

この記事では、僕が投資を検討したときに使った比較表を使って、情報をお伝えしていきます。

それぞれのETFの違いをわかりやすくまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

この記事を書いた人

金融投資歴10年/ファイナンシャルプランナー2級/簿記2級/インデックス投資と中配当株投資で資産形成している30代夫婦/会社員をしながら、副業やポイ活を楽しんでやってます

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人気な米国株 高配当ETFの特徴

VYMの特徴

VYMは、「バンガード社」によって、運営されています。

特徴は、FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指していること。

FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスとは、米国株式市場の配当利回りが上位の銘柄で構成されている指数です。

ただし、REIT(不動産)関連の銘柄は、除外されています。

時価総額加重平均型の指数なので、時価総額が大きい銘柄比率が多く、時価総額が小さい銘柄比率が少なくなっています。

HDVの特徴

HDVは、「ブラックロック社」によって、運営されています。

特徴は、モーニングスター配当フォーカス指数に連動した投資成果を目指していること。

モーニングスター配当フォーカス指数とは、財務の健全性が高く、持続的に平均以上の配当金を支払うことが認められた、上位75銘柄で構成されている指数です。

株価の比較

SPYD設定日の月末を100とした場合のグラフ

株価は、ここ5年ほどをみると、どのETFも伸びていることがわかります。

しかし、世界全体の株価が動いた2020年に注目してみると、それぞれのETFの特徴が大きく出ています。

  • VYM:約400銘柄が組み入れられているため、株価の変動が少なく、米国経済全体の動きをある程度反映して伸びている。
  • HDV:財務の健全性の高い銘柄が多く組み入れられているため、比較的安定した株価となっている。

配当金の比較

VYMHDV
20162.91%3.68%
20172.80%3.59%
20183.40%3.43%
20193.04%3.80%
20203.18%3.65%

直近の配当金を見ると、「HDV」が3.5.%ほど、「VYM」が3.0%ほど。

配当金をなるべく多く受け取りたいと思うなら、「HDV」が有利ですね。

セクター比率の比較

コアとなっているセクターは、次のとおりです。

金融セクターとエネルギーセクターが、大きな違いとなっていますね。

  • VYM:金融、ヘルスケア、消費財
  • HDV:生活必需品、エネルギー、ヘルスケア

組み入れ銘柄の比較

組み入れ銘柄は、どちらのETFも、高配当株と言われる銘柄がズラリと並んでいます。

個人的に気になったポイントは、「VYM」を一つ購入すれば、「HDV」に組み入れられている銘柄を、ほとんど網羅できていること。

具体的には、「HDV」の約75銘柄のうち、「VYM」にも含まれている銘柄は、約90%となっています。

情報まとめ

ティッカーVYMHDV
運用会社バンガードブラックロック
ベンチマークFTSE
ハイディビデンド
イールド指数
高配当米国株
モーニングスター
配当フォーカス指数
構成銘柄数約400銘柄約75銘柄
コアセクター金融
ヘルスケア
消費財
エネルギー
ヘルスケア
通信
リバランス年1回四半期
配当時期四半期
(3月、6月、9月、12月)
四半期
(3月、6月、9月、12月)
経費率0.06%0.08%
設定日2006年11月16日2011年3月31日
純資産総額約377億米ドル約70億米ドル

人気な高配当ETF「VYM」「HDV」には、それぞれ特徴があることがお分かりいただけたかと思います。

まとめると、このような目的で選択することになるのではないでしょうか。

  • VYM:株価の成長も見込みつつ、3.0%程度の配当金を受け取りたい。
  • HDV:安定した株価で、3.5%程度の配当金を受け取りたい。

我が家においては、「VYM」へ投資をすることを決めました。

1番の理由は、株価の成長に期待したいという想いが強いからです。

また、「VYM」は、圧倒的に運用期間が長く、純資産総額も多いため、信頼度が抜群だからです。

この記事が、あなたの投資判断に役立てていたら幸いです。

なお、各ETFの詳細は、個別の解説記事も用意しているので、合わせてチェックしてみてください。

注意事項

※本記事内で紹介している意見は個人的なものであり、関係企業等からの意見を代表するものではありません。
※本記事は情報提供を主な目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではありません。
※投資に関する意志決定は、ご自身の判断にてお願い致します。

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