【比較】米国株 高配当ETF「VYM、SPYD」情報まとめ〜特徴、株価、配当金、セクター比率、組み入れ銘柄など〜

【比較】米国株 高配当ETF「VYM、SPYD」情報まとめ〜特徴、株価、配当金、セクター比率、組み入れ銘柄など〜株式・ETF

米国のETF「VYM」「SPYD」の情報をまとめてご紹介します。

これら2つのETFといえば、高配当ETFということで人気ですよね。

年間3.0〜5.0%ほどの配当を出してくれるので、FIREしたい人にとっては、かなり魅力的なETFです。

我が家も、もっと生活を豊かにすべく「VYM」への投資を始めたばかり。

この記事では、僕が投資を検討したときに使った比較表を使って、情報をお伝えしていきます。

それぞれのETFの違いをわかりやすくまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

この記事を書いた人

金融投資歴10年/ファイナンシャルプランナー2級/簿記2級/インデックス投資と中配当株投資で資産形成している30代夫婦/会社員をしながら、副業やポイ活を楽しんでやってます

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人気な米国株 高配当ETFの特徴

VYMの特徴

VYMは、「バンガード社」によって、運営されています。

特徴は、FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指していること。

FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスとは、米国株式市場の配当利回りが上位の銘柄で構成されている指数です。

ただし、REIT(不動産)関連の銘柄は、除外されています。

時価総額加重平均型の指数なので、時価総額が大きい銘柄比率が多く、時価総額が小さい銘柄比率が少なくなっています。

SPYDの特徴

SPYDは、「ステートストリート社」によって、運営されています。

特徴は、米国S&P500指数構成銘柄のうち、高配当利回り上位80銘柄に投資していること。

時価総額加重平均ではなく、配当上位銘柄に、均等に投資しています。

株価の比較

SPYD設定日の月末を100とした場合のグラフ

株価は、ここ5年ほどをみると、どちらのETFも伸びていることがわかります。

しかし、世界全体の株価が動いた2020年に注目してみると、それぞれのETFの特徴が大きく出ています。

  • VYM:約400銘柄が組み入れられているため、株価の変動が少なく、米国経済全体の動きをある程度反映して伸びている。
  • SPYD:景気の変動を受けやすい銘柄が多く組み入れられているため、景気後退ときには大きく下がっている。

配当金の比較

VYMSPYD
20162.91%5.17%
20172.80%4.08%
20183.40%4.32%
20193.04%5.13%
20203.18%4.16%

直近の配当金を見ると、「SPYD」が5.0%ほど、「VYM」が、3.0%ほど。

配当金をなるべく多く受け取りたいと思うなら、「SPYD」が有利ですね。

セクター比率の比較

コアとなっているセクターは、次のとおりです。

「SPYD」は、不動産セクターの比率が多いことが特徴的ですね。

  • VYM:金融、ヘルスケア、消費財
  • SPYD:金融、不動産、エネルギー、公益

組み入れ銘柄の比較

組み入れ銘柄は、どちらのETFも、高配当株と言われる銘柄がズラリと並んでいます。

個人的に気になったポイントは、「VYM」を一つ購入すれば、「SPYD」に組み入れられている銘柄を、ほぼ網羅できていること。

具体的には、「SPYD」の約80銘柄のうち、「VYM」にも含まれている銘柄は、約80%となっています。

情報まとめ

ティッカーVYMSPYD
運用会社バンガードステートストリート
ベンチマークFTSE
ハイディビデンド
イールド指数
S&P500高配当
配当上位80銘柄均等
構成銘柄数約400銘柄約80銘柄
コアセクター金融
ヘルスケア
消費財
不動産
金融
リバランス年1回半年
(1月、7月)
配当時期四半期
(3月、6月、9月、12月)
四半期
(3月、6月、9月、12月)
経費率0.06%0.07%
設定日2006年11月16日2015年10月22日
純資産総額約377億米ドル約46億米ドル

人気な高配当ETF「VYM」「SPYD」には、それぞれ特徴があることがお分かりいただけたかと思います。

まとめると、このような目的で選択することになるのではないでしょうか。

  • VYM:株価の成長も見込みつつ、3.0%程度の配当金を受け取りたい。
  • SPYD:株価の変動は気にせず、5.0%程度の配当金を受け取りたい。

我が家においては、「VYM」へ投資をすることを決めました。

1番の理由は、株価の成長に期待したいという想いが強いからです。

また、「VYM」は、圧倒的に運用期間が長く、純資産総額も多いため、信頼度が抜群です。

この記事が、あなたの投資判断に役立てていたら幸いです。

なお、各ETFの詳細は、個別の解説記事も用意しているので、合わせてチェックしてみてください。

注意事項

※本記事内で紹介している意見は個人的なものであり、関係企業等からの意見を代表するものではありません。
※本記事は情報提供を主な目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではありません。
※投資に関する意志決定は、ご自身の判断にてお願い致します。

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